ツイッターでじっちゃま @hirosetakao のツイートをいつも見ています。
投資情報の中に人生の知恵や勉強になることを沢山ツイートされているんです。
そのツイートが素晴らしすぎる・・・ということでまとめてみました!
ツイートだと流れていってしまうんですよね(T_T)
それが残念すぎて・・・。
ちなみにじっちゃまは鍵アカウントになっております。
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じっちゃまの勉強になるツイート
★今日は2020年6月1日のツイート
【正確な歴史を知らない人が多いですね】
人種差別、とりわけ黒人の問題については正確な歴史を知らない人が多いですね。アメリカには人種差別が存在するけれど、ヒスパニック、アジア人など色んな差別の中でも黒人に対する差別は特にキツイ。これは黒人がかつて奴隷であり私物のごとく「所有」されてきた歴史があるから。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
間違いその1.
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
差別はアメリカ人が作った!と思っている人が大半。
アメリカという国が出来たのは1776年の独立宣言の後です。それ以前はアメリカ人は居ませんでした。居たのは欧州から来た移住者・入植者たち。彼らがビジネスとしてアフリカの黒人をアメリカに持ってきた。
そういう「ビジネスとしてのアフリカ人の売買」をしていたのはスペイン人であり、英国人であり、ポルトガル人であり、オランダ人。200年くらい、その状態が続いた。その後、アメリカ合衆国という国が出来て200年+の年月が流れたわけだから、独立前と後の期間はほぼ同じ。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
間違いその2.
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
アメリカ人はネイティブ・インディアンをどんどん殺した! これは事実と違います。(もちろん西部劇ではそういう場面が沢山出てくるけれど。)
ネイティブ・インディアンは欧州の人が持ち込んだ伝染病、天然痘によって絶滅寸前になりました。「戦い」ではありません!
欧州から来た移住者がネイティブ・インディアンの集落に行くと、みんな「もぬけの殻」だった。何かとんでもない悲惨なことが起きたということはわかったけど、それが自分たちが持ち込んだ天然痘だとはヨーロッパ人は気付かなかった。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
つまり広大な土地に「力の真空」が出来た。土地は実質的にタダ。もっとも払底したのは労働力。アフリカの奴隷海岸で人を攫って、アメリカ大陸へそれらの「人力」をどんどん輸出したのはそのため。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
ちなみにこういう荒っぽいことをやったのは国家ではありません。民間企業。みんなはインドの植民地経営で東インド会社という存在を社会科で習ったと思うけど、ニューヨークを支配していたのは西インド会社。⇒国家じゃない!
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
大航海時代の始まりの頃、いちばん進んでいた国はポルトガル。ポルトガルはまずジブラルタル海峡を越え、対岸のセウタを強奪します。(セウタはその後スペインの手に落ち、いまでもアフリカにある「飛び地」となっています) pic.twitter.com/hVYFzjE6Fs
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
次にポルトガルはモロッコ沖の島、マデイラを発見します。そこも領有します。 pic.twitter.com/I1arpB1YAg
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
ポルトガル人はこのようにして段々アフリカ大陸西海岸を制覇してゆき、アフリカ大陸に住む温和、受動的、従順な黒人をマデイラに連れてゆきサトウキビ畑で働かせるアイデアを思いつきます。これが奴隷の起源。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
その後彼らはカリブ海諸島伝いにだんだんアメリカを発見します。大きな円を描く海流(橙色)に乗れば、まずアフリカからカリブ海、そしてアメリカ東海岸を北上し欧州に戻って来れることを発見した。奴隷もこの経路でもたらされました。 pic.twitter.com/GLVaChuTvj
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
そのうちポルトガル人は、より残忍なスペイン人との競争を避け、トリデシリャス条約を結び現在のブラジルを取り、中米はスペインが取りました。ブラジルにも黒人が居るのはその歴史的経緯からです。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
いま我々は新型コロナウイルスという伝染病に直面しているわけだけど国際間の人の移動が新しい伝染病を持ち込み、それが世界に影響を与えたことは、こういう時だからこそ腑落ちしやすい。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
アメリカでは主に南部に黒人が多かったです。その理由は綿花、たばこなど労働集約的な作物をプランテーション経営で収穫するため。つまり南はビジネス、カネ儲けのためにアメリカに渡ってきた人たちで占められていた。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
これに対しボストンなど北の方は主に信仰の自由を求めてイギリス人などが入植した。だから黒人を私有するとかには消極的だった。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
1776年にそれぞれ別々で、ライバル意識の強かった13州が、一致団結し独立宣言をした理由はイギリスの支配から離脱したかったため。つまりアメリカの独立宣言は植民地が宗主国に反旗をひるがえしたということ。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
でもプランテーション経営の南部諸州と清教徒などの北部諸州では価値観が全然ちがう。奴隷の所有ということに対して北部の人たちは反対した。この意見対立が南北戦争の原因。言い直せば、アメリカには初めから奴隷制度に反対の人たちも多く居たということ。一枚岩じゃない!
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
結局、南北戦争は北軍が勝利。そこで奴隷制度は廃止された。しかし差別は根強く続いた。南部ではジム・クロウ法と呼ばれるあからさまな人権の無視、差別の容認が続き、黒人はどんどん北部へと夜逃げした。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
ローザ・パークス、マーチン・ルーサー・キングJr.、マルコムXなどの公民権運動で黒人はようやく社会的地位を獲得しました。 pic.twitter.com/SRlA6GrpmA
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月1日
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