ツイッターでじっちゃま @hirosetakao のツイートをいつも見ています。
投資情報の中に人生の知恵や勉強になることを沢山ツイートされているんです。
そのツイートが素晴らしすぎる・・・ということでまとめてみました!
ツイートだと流れていってしまうんですよね(T_T)
それが残念すぎて・・・。
ちなみにじっちゃまは鍵アカウントになっております。
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じっちゃまの勉強になるツイート
★今日は2020年6月2日のツイート
【その答えは「退路を確保する」とか「次の身の振り方の自由度を増す」ということになります。】
これはとっても良い質問なので、きちんと答えます。みんなもシッカリ聞いて! #Peing #質問箱 https://t.co/4CFN8fZKgm
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
その答えは「退路を確保する」とか「次の身の振り方の自由度を増す」ということになります。それを難しいファイナンス用語で言い表せばoptionalityを確保するということになります。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
optionalityそのものに価値があります。そしてoptionalityの価値は、今みたいに経済がボコボコに凹んでいるときはとりわけ貴重になるのかも知れません。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
今で言えば航空会社の株とかクルーズ船の株はボコボコに売られています。だから「それをボトムフィッシングする!」という感じで果敢にそれらの株をバーゲン・ハンティングするやり方もあると思います。でも航空会社やクルーズ船の業績は悪いままかもしれない……未来はわからないのです。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
未来がわからない、いまこの瞬間には答えが出せない…そういうケースでは、次の身の振り方への「自由度を高め、がめつさを控え目にする」ことが重要です。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
ウォーレン・バフェットのパートナー、チャーリー・マンガーが「自由度を高め、がめつさを控えめにする」ことの大事さを次の寓話で説明しています。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
ある日、長距離のフライトでインベストメント・バンカーが工務店を営む女性と隣り合わせになります。バンカーは「ゲームをしよう!ボクの質問に答えられなければ、あなたは僕に500円払う。もし僕があなたの質問に答えられなければ5万円あげる」と言いました。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
バンカーが先ず質問します「地球から火星までの距離は?」
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
女性は黙って500円をバンカーに差し出します。
つぎは女性の番です「丘を上がってゆくときは3本足、次に降りてくるときは4本足になっているものは何?」
バンカーはその答えをずっと考え続けます。その間に女性は寝てしまいました。バンカーはラップトップを出してきて答えをググりましたが、それでも答えがわかりません。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
バンカーは諦めて女性に5万円を渡しました。そして「さっきの質問、正解は?」と訊きます。
女性は黙って500円を取り出し、バンカーに渡し、また眠ってしまいました。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
つまりその答えは男性にも女性にも分からなかったのです。でも男性は(自分はインベストメント・バンカーだから工務店の女性より物知りに決まっている!)と決めつけ、ゲームの条件を相手は500円、自分は5万円としました。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
これは自分の実力の過信です。
こういう間違いをしでかす投資家がとても多い
答えがわからないとき…未来が不確実なとき…「お茶を濁す」という手法は、けっして臆病でも、不格好でも、卑怯でもありません!
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
テキトーに流すべき時は、テキトーに流せばいいんです。ディフェンシブ株は、たしかに退屈で業績はパッとしませんが、すくなくとも「次」のため力を温存できる。
先ほどの寓話の例では、インベストメント・バンカーは自分のちからを過信する余りオプショナリティー(=ここでは彼女がやったように、2回連続して回答がわからなくても……保守的な賭け方をしたので、勝てる!)を自ら放棄してしまったというわけ。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
皆さんは直ぐ「決算発表前に利食っておこう」とか「良い決算が出る前に、先回りして買っておこう!」と、テメエの勝手な妄想で、都合のいいバラ色のシナリオを描き、アタマに血が上った状態でポジションを建てがちです。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
これは自らoptionalityを放棄する愚行。
本当に訓練を積んだプロのトレーダーは、そういうダサいことはしません。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
プロは「なに?決算わるかったの?…それじゃ、売ろうか?」あるいは「え、決算良かったの?…それじゃ、買うぞ!」という風に動きます。
エゴのかけらもない。
これがプロ。
これがoptionality。
ところでここまで読んでくると「はっ!」とみんなも気がつくと思うけど、例えば就活で一部上場企業になぜみんな入りたがる? それは万が一、その会社とあなたのソリが合わなくても世間的に名前の通っている企業に入社すればあとで転職の自由が利くからでしょう?
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年6月2日
これがoptionality。
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