ツイッターでじっちゃま @hirosetakao のツイートをいつも見ています。
投資情報の中に人生の知恵や勉強になることを沢山ツイートされているんです。
そのツイートが素晴らしすぎる・・・ということでまとめてみました!
ツイートだと流れていってしまうんですよね(T_T)
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じっちゃまの勉強になるツイート
★今日は2020年7月5日のツイート
【決算発表シーズンの投資銀行の機関投資家向けセールスの仕事の進め方を説明しますね。】
もちろん! #質問箱 #のり越えようみんなで https://t.co/W9Oadv9Pzm
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
決算発表シーズンの投資銀行の機関投資家向けセールスの仕事の進め方を説明しますね。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
引け後に決算が出たら先ず「Operating numberは幾つだった?」ということを突き止めます。Operating numberとは一時評価損など、アナリストが事前に予想し得ない「特殊要因」を除去したEPSを指します。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
そういう風にReported EPSから「まじりけ」を除去し、クリーンにした数字を真っ先にファンドマネージャーに報告します。「Operating EPSは〇〇でした」の一言で電話を切ります。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
その後、自社のアナリストに電話し「キミの財務モデルと一番食い違っていた箇所は何処?」と聞きます。たとえば「販売数量が少なかった」とか「マージンが悪かった」などの回答が帰って来ます。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
それもファンドマネージャーに電話し「ウチのアナリストのモデルと一番食い違っていた箇所はここです!」
決算カンファレンスコールは沢山のコールが平行して進行するので手分けして聞きます。「linearityがぁぁぁ」とか「Visibilityがぁぁぁ」とか「Back-end loadedだぁぁぁ」とか「Lumpyだぁぁ」とか、そーゆーキーワードが経営陣の口から発せられると大声で皆に知らせます。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
「いまA社の経営陣がLinearityのことについて喋っています!」というようなことはいのいちばんにファンドマネージャーに電話します。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
ここまでの説明でわかると思うけど、「第一印象」「第二印象」「第三印象」…という感じで、同じ企業の決算発表でも、刻々と続報をファンドマネージャーに入れるのが良いセールスマンです。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
ウォール街中のアナリストが「さみだれ式」に事実を発見しているのだから、情報が断片的、重複するのは、あたりまえ。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
それは何度電話してもいい。
つまり決算発表の後、10秒から2時間くらいの間は、その決算が「良い決算」「悪い決算」という評価は二転三転する!
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
だから決算発表直後に瞬殺でトレードしようとする奴はド素人。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
プロは、数字を何度も咀嚼し、カンファレンスコールを聞き、瞑想し、アナリストと意見交換し、一晩かけてじっくりと意見を醸成してゆきます。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
その間にもオッチョコチョイのバカタレは慌てて買ったり、慌てて売ったり、猿回しみたいな馬鹿げたトレードして一喜一憂するわけです。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
でも翌日からは機関の怒涛のような買い、怒涛のような売りが津波のように押し寄せる(笑)
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
昨日の晩、チョコマカしたトレードで「得した!」とか「損した!」とか言っている奴らの100倍くらいのトレードが押し寄せてくる。 pic.twitter.com/DspShD0GPq
僕がみなさんに乗って欲しいのは、この怒涛の買いです!
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
僕がみなさんに避けて欲しいのは、そのような怒涛の売りです!
だから「良い決算」で跳ねた後、そこから満を持して買うのはOK!
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
だから「悪い決算」は直ぐ逃げたほうがいい。アホールドするのは愚鈍。怒涛の売りに呑まれてしまいます。
機関は一日では買い終わらない
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
ズーム・ビデオ(ZM)が「ぶっちぎり!」に良い決算だしたのは6月2日引け後です。あのとき、殆どの人は「うわ、アフターマーケットでこんなに騰がった。もう売りでしょう?広瀬さん?」と言いました。
— じっちゃま (@hirosetakao) 2020年7月5日
僕は「いいえ、ここから買って!」と言いました。 pic.twitter.com/rtBOPJsrNj
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